鈴木靖人氏追悼特集
鈴木靖人氏が残された鉄道資料の中から御自身が撮影された記録として、固定編成客車
登場の頃の画像を特集として取り上げ故人を偲びたいと思います。
昭和33年10月博多特急「あさかぜ」を固定編成客車化し、翌34年長崎特急「へいわ」を
固定編成化して「さくら」を登場させます。そして残る鹿児島特急「はやぶさ」が昭和35年に
固定編成化されて、3列車が20系客車になります。 当初の計画ではこれら九州特急用と
して計画されたこともあり、20系客車の新製はこれで一息つきました。そしてその最中には
電化区間での電源方式の検討が盛んに行われ、固定編成客車の電源装置は電化区間で
は架線電流を利用することになり、DG/MG両用電源車カニ22形式が登場していました。
当時の技術としては軽量化が問題で、交流区間用の変圧器まで積み込む余裕が無く、架
線は直流区間のみとなりましたが、電化鉄道の進捗により20系客車も両用電源車を標準
とする考え方で進み、既存のマニ20・カニ21形式も将来両用化する案が作成されました。
その後九州特急の需要を満たすため在来編成で熊本特急「みずほ」が登場し、やがて
昭和38年6月には20系化されて電源車は軽量化したカニ22形式を登場させ、九州管内
では付属編成用の簡易電源車マヤ20形式を登場させ、これまでにない運用方法が行われ
ます。そしてそれまで九州特急として考えられて来た20系客車は、九州特急の枠を超えて
寒冷地へも進出することになり、電源車を非電化区間で効率の良いDG専用車に定めて
以後電源車は長距離使用に改良されたカニ21形式として昭和45年まで増備されました。
今回は九州特急として活躍していた頃の20系特急「あさかぜ」「さくら」「はやぶさ」「みずほ」
を取り上げました。 鉄道友の会 客車気動車研究会では12月を除いて毎月例会を行って
います。会報を始め写真配布など活動を行っております。ごらんの皆様も宜しければ鉄道
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